脳卒中や脊髄損傷による麻痺について
こんばんは!
リハビリ&トレーニングスタジオ リッチライフ徳島の田尾です🙇♂️
脳梗塞や脳出血など脳血管に起きる疾患をまとめて脳卒中と呼びます。
発症すると様々な障害が起きますが、その中でも多くみられるのが麻痺障害です。
脳卒中の麻痺障害は具体的にどういうものなのか、紹介していきましょう。
■脳卒中による麻痺障害
脳卒中の障害として代表的なのが麻痺障害です。
脳梗塞の場合は血管が狭くなり、血の塊が溜まることで血液を通して運ばれる栄養と酸素が脳に回らず、脳が壊死することで障害があらわれます。
脳出血の場合は脳血管が切れて出血し、その血が血腫となり脳神経にダメージを与えることで障害が出るのです。
麻痺障害は脳卒中の障害を引き起こす血栓や血腫が運動に関わる神経を損傷させることで起きてしまいます。
運動に関わる神経が損傷すると体や手足に麻痺が起き、自由に動かすことができない状態になってしまうのです。
行動や細かな作業ができなくなるため、日常生活でも不便となるでしょう。
手足の全てや全身の重症であれば、寝たきりになる可能性も高いです。
■脳卒中の麻痺障害は4つ
脳卒中の麻痺障害は全部で4つのパターンがあります。
これは脳卒中が起きる場所によって麻痺がでる場所も変わってくるのです。では、麻痺障害の種類を紹介していきます。
・片麻痺
脳梗塞や脳出血など脳卒中の後遺症では最も多いです。
半身麻痺とも呼ばれており、体の左右半分が麻痺して動かない状態の障害になります。
右脳に脳卒中が起きると左半身、右脳に脳卒中が起きると右半身の麻痺が起こります。
・単麻痺
脳卒中の後遺症でも軽度の麻痺障害です。両手と両足の1つだけが麻痺します。
これは末梢神経にダメージを与えられることで発症する障害です。
・対麻痺
両足を麻痺した状態を対麻痺と呼びます。
この場合は脊髄のダメージにより起きる障害で、歩行が困難なので車いす生活になる可能性があるでしょう。
・四肢麻痺
手足全てに麻痺が発生する障害で、脳卒中の麻痺障害でも重症ケースです。
これは脳卒中により脳、もしくは脊髄の損傷により発生します。
手だけではなく、足も動かせないため寝たきり、車いすでの生活が必要になるでしょう。
■運動の麻痺障害と感覚障害は併発しやすい
脳卒中の後遺症では感覚障害も起きやすいです。
感覚障害とは物に触っても感覚がない、冷たさや暑さ、痛みを感じにくい、味覚や嗅覚が鈍い、もしくは過敏、片目の視野が悪いといった五感に関わる障害が発生します。
運動に関わる神経と近い位置にあるため、麻痺障害と一緒に発症する可能性があるので注意しましょう。
脳卒中の麻痺障害は体が自由に動かせず、生活が不便になる後遺症です。
重症だと寝たきりになる恐れがあるため、リハビリで改善する必要があります。
麻痺と一緒に感覚障害も起きやすいので、他の障害がある場合は同時にリハビリで改善していきましょう。
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