マンツーマンのリハビリ

 

確実な目標設定と効果の「見える化」でやる気を継続

麻痺の改善を目指すにしても、そのためのトレーニングや訓練を実施するのはあくまでもお客様であり、トレーナーにできるのはそのサポートまでです。怠けてしまえば目標達成は難しいものの、適切な努力次第で目標達成も近づきます。
そこで、いかにお客様のモチベーションを高く維持できるか、いかに機能回復のコーチを利用しやすくするか、このことを大切にトレーニングスタジオを運営しております。まずはご要望・目標・将来の夢などをお伺いして、目標設定から始めていきます。

抽象的なトレーニングの成果を記録で具体的に見える化

トレーニングの成果とはどのようなものかというと、多くの場合目標は個人の主観による抽象的なものになりがちです。どのような状態になったら目標達成なのかがわかりにくく、モチベーションが保ちづらくなってしまいます。

そこで、このトレーニングの曖昧さを払拭できるよう、トレーニングの成果を具体的な数値として可視化するよう取り組んでまいりました。「体組成計」「各種筋力装置」「柔軟性を測定する機械」などの機器を用いることで数値化が可能であり、どのくらい筋力が付いたのか数値で見えることによって、お客様のモチベーションも飛躍的に高まってまいります。同時に上記に挙げたご要望を、どの数値に達するとその目標が達成できそうか、といった具合に紐付けして目標設定も数値で具体化していきます。

より目標達成へ近づける自主トレーニングの指導も行います

トレーニングスタジオでトレーナーとマンツーマンでみっちり鍛えることも大切ですが、より効果を実感していただくためには、ご自宅でのトレーニングも必要不可欠です。仮にたった数分だけでも日頃から自主トレーニングするのと、全くしないで過ごすのとでは、筋力の向上具合に大きな差が生じてまいります。

人間の身体にはホメオスタシスという恒常性機能が備わっており、この恒常性が筋力量にも働くことで、身体は慣れ親しんだ筋力量を可能な限りキープしようとします。そのキープ力を上回るには、日頃からコツコツと鍛えていくことが重要であり、それによってホメオスタシスも次第に筋力増強に向上性を向けてくれるようになり、筋力もメキメキ付いてくるでしょう。運動不足解消、高齢によって衰えた筋力の回復、本格的な筋力トレーニングなど、どれにおいても欠かせない自主トレーニングにより気軽に取り組みやすくなるよう指導いたします。

スタジオまで車で通うのが難しい方のご自宅まで出張も可能

脳梗塞・パーキンソン病・脊椎損傷などによって、麻痺が出て動作に不自由を抱えていらっしゃる方々は、歩行などにも支障をきたしていることも少なくはございません。そのため、鉄道インフラの整備がまだ十分便利なレベルとは言えない県の特性上、移動に必要な車の運転ができない方も多くいらっしゃいます。その場合は、ご家族様に送迎してもらうなどで通ってくださることもあります。しかしながら、それも難しい事情がある方も中にはいらっしゃいます。

その場合もご安心いただけるようにと、理学療法士がご自宅まで出張して機能回復訓練をサポートするサービスも提供しております。お客様のご自宅に横になって訓練に取り組めるスペースさえあれば、お客様の元に駆けつけて共に麻痺による日常生活への支障が少なくなるよう目指せます。このようにご自宅から動きづらい方も、機能回復によってQOLを向上していけるようサポートいたします。