脳梗塞の再発リスクについて
こんにちは!
リハビリ&トレーニングスタジオ リッチライフの田尾です🙇♂️
脳梗塞は再発しやすく、また死亡率や後遺症が増えることもある病です。
再発しやすい時期や持病の有無、脳梗塞自体の重さなどによって再発リスクは変わるため、一概に決めることはできませんが、それらを知ることでリスクを少しでも減らすことはできます。
今回は再発リスクが高くなってしまうケースについて紹介していきましょう。
■脳梗塞のタイプ
脳梗塞には大きく分けて3種類あり、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、心原性脳塞栓の3種類があります。
このうち心原性脳塞栓と呼ばれる、心臓でできた血の塊が血流で脳まで流れ着いて血管を詰まらせるタイプの脳梗塞が、一番再発率が高いようです。
心原性脳塞栓は症状が重くなりやすく、突然発症し死亡率も高くなっている病気です。
主な原因は心臓疾患で、心房細動などの不整脈から心臓内に血の塊ができてしまうものが多く、心臓疾患を改善することも必要でしょう。かといってアテローム血栓性脳梗塞やラクナ脳梗塞も再発率自体は高いため、注意が必要です。
■高血圧は脳梗塞の大原因
高血圧の人は、そうでない人よりもずっと脳梗塞再発リスクが高いと言われています。上の血圧が160mmHg以上である場合、引き起こされる脳梗塞リスクは通常の約3倍という説もあります。
高血圧を改善することで、脳梗塞リスクは下げることができるでしょう。
また、再発防止の薬の種類によっては、薬の副作用の関係でさらに目標となる血圧の数値が下がることもあります。
■脂質異常症、糖尿病、喫煙も改善すべき
脂質異常症や糖尿病、喫煙なども医師から改善を言い渡されることでしょう。
特に糖尿病であればリスクを2~3倍ほど上げてしまうとも言われています。
上記ほどでなくても、油断こそが命取りです。
医師の判断をしっかりと聞き入れ、今後の生活のためにも改善を目指していく必要があります。
■自己判断で薬を絶たない
再発防止として、医師から血液を固まらせないようにする薬を出されます。
しかし再発した人の中には、自己判断で勝手に薬を服用することを止めてしまう人もいるようです。
一度脳梗塞を発症してしまったら、薬は飲み続けなければなりません。
薬の効果が目に見えないからといって勝手に止めてしまえば、知らないうちにまた脳で血の塊が作られてしまうかもしれないのです。
また、後遺症の影響から忘れやすくなり、飲み忘れるケースもあります。
その際は、飲み忘れがないように家族が気を付けて服用管理を行っていくべきです。
脳梗塞はそもそも再発リスクが高い病気です。
再発することで死亡してしまったり、後遺症が増えたり、重くなることも多いです。
だからこそ、再発リスクをできるだけ下げられるような生活習慣にしていく必要があります。
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